字遊帖

今まで書き溜めてきたものや、日々の暮らしなど、自由に綴るブログ。シンプルな暮らしを目指して。

「パラレルトラベラー」

#90「パラレルトラベラー」2008/01/05

窓から差し込む太陽の光で目覚め
そして窓を開け 背伸びをする
すがすがしく こうして始まる1日
とはいえ こんな心境で朝と出会うようになったのは最近の事です

少し過去の話をしていいかい?
お時間を頂戴できますか?
これはただの独り言です
聞いてくれるなら嬉しいけど
それじゃ独り言じゃなくなるなあ
でもよかったら聞いてほしい
怒り 悲しみ 苦しんだ
僕の過去の物語です
どこかのパラレルワールドの話です

ある日僕は現実世界から失踪する
宝島への道でも探していたんだろうか
あるはずもないと分かっていたのに
旅人気取り

手紙を書いた
送る宛などないのに
だから余計に寂しくなった
こんな僕って馬鹿だろう?

轍を見つけた
誰かが通っていったんだろうか
何処へ繋がっているんだろう
此処への帰り道のしるしに
僕が使わせてもらおうか

送る宛などない手紙なんて
何の役にも立たないよ

轍だって時間が経てば
消えてしまうんだ
しるしになんてならないよ
迷いなく言い切った
1人のパラレルトラベラー

武装解除
僕は色んな物を疑ってたから
遅いけど今から心開くよ

旅をしてた気がしてた
だけど本当は閉じこもってた
もしかするとあの日のパラレルトラベラーは
もう1人の僕だったのかもしれない
ねぇ、聞こえてる?
誰かに僕の声は届いてる?


怒り、悲しみ、苦しんだ
それでも僕は立ち上がる
それでも立ち上がれる
人間に生まれて良かった…

 

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文体がまちまちな部分があるけれど、

内容自体は今見ても好きだといえる。